1月10日10時39分
SWIMポータル!アカウント登録開始
初回サービス開始 2025.2.10~
延期となりました。
詳細はまだ未定です。
引き続き、AIS JAPANは使用可能です。
また、変更ありましたら、掲載していきます!
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「SWIMポータルって?」
「SWIMポータルの概要を知りたい!」
「SWIMポータルの利用方法は?」
このような疑問をお持ちではないですか。
この記事では【SWIMポータル】について、以下の事項について解説していきます。
この記事を読めば【SWIMポータル】について理解できるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
【追加】
なお、今回のブログは、SWIMポータル・SWIM運用規程も参考に作成しています。
ブログ中の画像は、SWIMポータル説明会・SWIMポータルからの出典です。
SWIM portal へのリンクです。
➡ https://top.swim.mlit.go.jp/swim/login
SWIMポータルとは
2025.1.10から航空局により開設される、航空機の運航に必要な各種情報を確認できるサービスのことです。
SWIMとはSystem-Wide Information Managementの略で、日本語に訳すと情報共有基盤となります。
今までの紙と文字ベースの情報サービスから、地図・写真等を使用してのデジタルデータへ移行し、より分かりやすく効率よく情報を確認できるのです。
各種情報を取得するには、起点となるWebサイトの【SWIM ポータル】を利用します。
SWIMポータルは、航空機の運航・管理に必要な各種情報を共有するプラットホームで【ノータムやAIP】などの航空関係者が知りたい情報にアクセスすることで情報が得られるのです。
ICAO(国際民間航空機関)においても、2024年までにデジタルデータの導入を推奨しているのです。
それでは運航者目線からSWIMポータルについて、解説していきます。
*SWIMポータル関連のAICの情報は、以下になります。
AICのSWIMポータルについては、開設予定日やサービス内容の概略が記されています。
SWIMポータルを利用するには
SWIMポータルを利用するには、利用登録が必要になります。
2025.1.10以降にSWIMポータルサイトにアクセスして、利用登録することが必要です。
今までパソコンや電話等で情報をやりとりしていましたが、SWIMポータルの活用によりスマホも利用でき、利便性が向上するのです。
利用登録方法
SWIMポータルの各情報を利用する【SWIM Portal】の利用登録の方法は、以下の通りです。
・SWIMポータルにアクセスする URL:https://top.swim.mlit.go.jp/swim/ ・SWIMポータルからメールアドレスを登録する ・登録したメールアドレスに確認メールが届く ・受信したメールから本登録をおこなう |
登録が完了すると、SWIMポータルへのログインが可能になります。
登録の注意点
SWIMポータル登録時には、以下の注意点があります。
・登録で利用区分の項目は「SWIMサービス利用者」を選択する ・パスワードは10文字以上 ・英大文字・英小文字・数字・記号を含みます ・アカウントIDはメールアドレスです |
登録終了後のログイン
SWIMポータル登録後は、以下の手順で確認したい情報を選んでおきます。
・本登録終了後【SWIM Portal】にログイン後、上部にある「サービス」タブを選択。 ・【SWIMポータル一覧画面】で利用したいサービスを選択し「サービス詳細」ボタンを押す。 ・【SWIMポータル基本情報】内容確認後、「サービス利用開始」ボタンを押す。 ・*SWIMポータルによっては利用承認(AISC承認)が必要なものがあります。 |
これで2025.2.10からのSWIMポータル開始とともに、SWIMポータルから情報を得ることができるのです。
今までの情報確認とSWIMポータルを利用した情報確認の違い
以下のSWIMポータルに限定して、今までの運航情報の確認方法とSWIMポータル利用時の違いを解説します。
情報種類 | 今までの情報確認サイト等 | 今後のSWIMポータルを利用した確認方法 (SWIMポータル内の以下のサービス) |
NOTAM | AIS JAPAN(2025.2.10廃止) | ・デジタルノータムリクエストサービス ・空港・空域プロファイルサービスのノータム抽出アイコン |
AIP | AIS JAPAN(2025.2.10廃止) | AIP閲覧サービス |
AIC | AIS JAPAN(2025.2.10廃止) | AIPファイルダウンロードサービス |
フライトプラン | SATサービス 2025.10.31 サービス最終日 (追加) | フライトプラン登録サービス |
ATIS | 無線電話等 | ATIS情報リクエストサービス |
AI View (追加) | AIS JAPAN(2025.2.10廃止) | 空港プロファイルサービス |
SWIMポータルの開設により2025.2.10からAIS JAPANは廃止となり、またフライトプラン関係のSATサービスは移行期間ということで、半年程度は続けて使用可能です。
SWIMポータルの詳細説明

提供されるSWIMポータルは多岐にわたりますが、ここでは以下のSWIMポータルについて解説します。
これらのSWIMポータルを利用するには、まずSWIMポータルにログインする必要があります。
SWIMポータルを利用するには2025.1.10以降にサイトにアクセスして、利用申請をする必要があり、SWIMポータルの種類によってはさらに利用承認(AISC承認)が必要なものがあります。
SWIM ポータルの利用承認の有無と利用方法
SWIM ポータル名 | 利用承認必要の有無 | 利用方法 |
空港・空域プロファイルサービス | 不要 | 【サービス一覧画面】から空港プロファイルサービスを押す。 空港プロファイルサービスが表示されない場合は、上部のサービスタブを押し【サービス一覧画面】から、空港プロファイルサービスを押す。 空港検索ボックスに空港を指定して、表示を押す。 |
デジタルノータムリクエストサービス | 不要 | 【サービス一覧画面】から、デジタルノータムリクエストサービスを押す。 (デジタルノータムリクエストサービスボタンが表示されない場合は、上記タブのサービスを押し、デジタルノータムリクエストサービスを押す。) デジタルノータム検索画面の検索フィルターに条件を入力し、検索ボタンを押す。 |
AIP閲覧サービス | 不要 | 【サービス一覧画面】から、AIP閲覧サービスを押す。 (表示されない場合は、上記タブのサービスを押し、AIP閲覧サービスを押す。) AMDTタブからは、Complete amendment in PDFが開き、改定個所にハイライトが付くので、改定個所の確認が容易になる。 |
AIPファイルダウンロードサービス | 不要 | 【サービス一覧画面】から、AIPファイルダウンロードサービスボタンを押す。 (表示されない場合は、上記タブのサービスを押し、AIPファイルダウンロードサービスを押す。) ダウンロードしたいフォルダの右端にある・・・のアイコンをクリックすると、ダウンロードが表示されるので押す。 |
ATIS情報リクエストサービス | 不要 | 【サービス一覧画面】から、ATIS情報リクエストサービスボタンを押す。 (表示されない場合は、上記タブのサービスを押し、ATIS情報リクエストサービスを押す。) 検索対象のロケーションを選択します。 複数検索が可能です。1空港当たりの表示件数を入力の上、検索ボタンを押します。 画面右側に、検索結果が表示されます。 |
フライトプラン登録サービス | 必要 | 【サービス一覧画面】から、フライトプラン登録サービスボタンを押す。 5つのメニュー【フライトプラン登録・通報一覧・フライト一覧・保有機メッセージ一覧・運航者設定(ATS)】が表示されるので任意のタブを押す。 |
利用承認は利用を限定する必要があることから、SWIMポータルにログインするための利用申請と、さらにサービスにより承認が必要になります。
SWIM ポータル内容の詳細
ここでは、下記の6つのSWIMポータルに焦点をあてて解説します。
【空港・空域プロファイルサービス】
SWIMポータルの空港・空域プロファイルサービスは、空港・空域ごとにレイヤーで必要情報を選択して複合的に表示できるサービスです。
これにより視覚的に情報を得ることができ、とても便利になります。
空港・空域プロファイルサービスで得られる情報は以下の通りです。
・運航情報 ・空港詳細 ・ノータム ・空域プロファイル ・非グラフィックノータム |
画面では左側の縦に、空港・空域プロファイルサービスで得られる情報のアイコンが表示され、そこから各種情報にアクセスできます。
情報名 | 得られる情報 |
【運航情報】 | ・航空機リスト ・便名詳細 ・スケジュール ・遅延情報 |
【空港詳細】 | ・運用状況 ・使用滑走路 ・進入方式 ・空港運用時間 ・日の出 ・日没の情報がわかる。 ・右側縦にアイコンが表示され上から2番目が空港詳細アイコンで、ここからさらに ・基本情報 ・運航情報 ・気象情報 ・航空情報を確認できます。 |
【ノータム】 | 右側縦にアイコンが表示され、上から3番目がノータム抽出アイコンになる。 |
【空域プロファイル】 | 指定した空港を中心に、空域プロファイル画面が表示される。 ・画面の左側縦に表示されるアイコンの上から 2番目が遅延情報アイコン、 3番目がPKG抽出アイコン、 4番目が非グラフィックノータムアイコン、 5番目が悪天予想図アイコンとなる。 ・遅延情報は、主要空港の遅延情報が表示される。 ・PKG抽出は、飛行計画型、空港型、ルート型、エリア型のタブが存在する。 タブを選択して情報を入力すると、情報により地図上に表示される。 ・悪天予想図アイコンを押すと、悪天予想図が表示される。 |
【非グラフィックノータム】 | ・飛行自粛 ・AIP読み替え ・GPS RAIMOUTAGESが表示されます。 |
また画面上部に3つのアイコンと検索ボックスがあります。
左から、【凡例表示・レイヤーリストアイコン・検索種別リストボックス・検索テキストボックス】になります。
各種の詳細説明が以下になります。
アイコン名等 | 説明 |
【凡例表示】 | ・空域プロファイル画面で使用されるアイコンの凡例が、表示されます。 |
【レイヤーリストアイコン】 | ・地図に表示する情報を選択します。 (航行上の警告~展示飛行・曲技飛行・グライダー・花火など) ・基本情報〜民間試験訓練空域がありここを選択しておくと、地図上に空域が表示され、空域ごとの予約状況等がわかる。 ・管制圏・情報圏・進入管制区・PCAは表示されない。 |
【検索種別リストボックス】 | ・位置通報点・無線航法施設・ATSルート・RNAVルート・飛行場・地点略号などが選択可能。 位置通報点などの、検索した結果が表示される。 |
【検索テキストボックス】 | 検索する内容を入力します。 |
【遅延情報】 | |
【PKG抽出】 | |
【PKG抽出 ルート型】 | |
【非グラフィックNOTAM】 | |
【悪天予想図】 | |
【デジタルノータムリクエストサービス】
AIS JAPANのノータム検索機能は、SWIM デジタルノータムリクエストサービスに移行します。
SWIMデジタルノータムリクエストサービス環境では、国際ノータム形式での表示となるのです。
国際ノータム形式とは例としてノータム番号が1889からR1891に変更になり、アルファベットが頭につきます。
また今までは地点略号単位でノータム番号を付与してきたのが、これからは同じシリーズで扱う他の飛行場もカウントされるようになります。
検索結果をテーブル表示と、リスト表示に切り替えることが可能です。
【AIP閲覧サービス】
今までのAIS JAPANから、SWIMサービスのAIP閲覧サービスに移行します。
今後は発行日3回分のPDF版AIPが閲覧可能になり、有効中の情報はAIP in forceと表示され、背景色が青になるのです。
AICはSWIMのAIP閲覧サービスで閲覧不可となり、SWIMサービスの AIPファイルダウンロードサービスで確認します。
【AIPファイルダウンロードサービス】
AIS JAPANのpAIPは、SWIMサービスのAIPファイルダウンロードサービスに移行します。
AICはSWIMサービスのAIPファイルダウンロードサービスで提供され、AICのタブをクリックするとAIPファイルダウンロードサービスに移行するのです。
移行先のAICフォルダをクリックすると、各AICファイルを閲覧可能になります。
【ATIS情報リクエストサービス】
選択した空港のATIS情報が得られます。
空港を選択すると、背景色が黒になり、1空港当たり最新のATISだけでなく、過去50分のATISが表示されるのです。
空港を選択後、検索を押すと右側にATISが表示されます。
【フライトプラン登録サービス】
SWIMポータルのフライトプラン登録サービスは、以下の5つの機能があります。
フライトプラン登録サービスの5つの機能 ・フライトプラン登録 ・通報一覧 ・フライト一覧 ・保有機メッセージ一覧 ・運航者設定(ATS) |
フライトプラン登録サービスはSWIMサービスの1つであるため、入り口としてSWIMポータルサイトにログインし、そこからSWIMポータルのフライトプラン登録サービスに移行します。
現在のSATサービスはSWIM移行期間を考慮して、半年程度の継続利用が可能になるのです。
日本独自の飛行計画通報方法として存在していたPS(パッセンジャーストップ)は、使用できなくなります。
1時間操作をしなかったら自動的にセッションが切れて、再度のログインが必要になります。
【サービス利用承認申請】
SWIMポータルのフライトプラン登録サービスは、承認申請が必要になるのです。
承認申請方法を、以下に示します。
申請手順は、サービスからサービス一覧画面を表示させ、フライトプラン登録サービス選択エリアを選択して、サービス詳細ボタンを押します。 サービスプロファイル情報が表示されるので確認後、サービス利用開始ボタンを選択します。 本人情報登録画面が表示されるので項目に入力後に、申請内容確認ボタンを押します。 サービス利用確認ボタンが表示されるので確認して、申請ボタンを押します。 |
承認申請後の承認を待って【サービス一覧画面】からフライトプラン登録サービスボタンを押すと、サービスにログインできます。
【フライトプラン登録】
・フライトプランを、航空局に通報することができるSWIMサービスです。
・18項(その他の情報)にはプルダウンがあり、そこから入力が可能になります。
【通報一覧】
・Status欄で、各フライトプランの受理(ACK)・不受理(REJ)等の状況を確認することができます。
【フライト一覧】
・運航の詳細や、飛行計画変更・離陸時刻・到着時刻などの通報を行います。
【保有機メッセージ一覧】
・航空機から航空局(対空センター)に中継依頼のあった通報内容が表示されます。
(保有機登録されている航空機に限る)
【運航者設定(ATS)】
・各運航者の、保有機を登録するものです。
・Aircraft IDに機番情報を入力し、登録依頼を行います。
保有機の承認申請手順について
・運航者設定(ATS)ボタンを押します。
・Aircraft ID欄に記入し、Sendを押します。
・運航情報官による承認後に運航者設定画面を最新化すると、承認された機体のAccepted欄に〇が表示され、登録完了となるのです。
SWIMポータルの運用開始時期
今回のブログで詳細を解説した空港・空域プロファイルサービスなどの6つのSWIMポータルサービスの運用開始時期は、以下の通りです。
SWIMポータルサービス名 | SWIMポータルサービス運用開始時期 |
空港・空域プロファイルサービス | 2025.2.10 |
デジタルノータムリクエストサービス | 2025.2.10 |
AIP閲覧サービス | 2025.2.10 |
AIPファイルダウンロードサービス | 2025.2.10 |
ATIS情報リクエストサービス | 2025.3.11 |
フライトプラン登録サービス | 2025.3.26 |
上記以外のSWIMサービス開始時期は、以下のようになります。
SWIMポータルサービス名 | SWIMポータルサービス運用開始時期 |
デジタルノータム登録サービス パッケージリクエストサービス | 2025.2.10 |
デジタルノータム配信サービス AIPデータ配信サービス ATIS情報配信サービス C-PIREP配信サービス 気象情報配信サービス | 2025.2.25 |
C-PIREP登録サービス C-PIREPリクエストサービス | 2025.3.11 |
スロットリクエストサービス | 2025.3.17 |
ATS情報配信サービス ATS情報リクエストサービス メッセージWedメールサービス | 2025.3.26 |
2025.1.10にSWIM ポータルが開設し、2025.2.10から順次SWIMサービスが開始になります。
SWIMポータル開始後の2025.2.10からは、AIS JAPANが廃止になるので注意が必要です。
SWIMポータル説明会 質疑応答まとめ
以下は、SWIM説明会での質疑応答を抜粋し、私なりにまとめたものになります。
SWIMポータル 質疑応答まとめ
カテゴリー | Question | Answer |
AIPファイルダウンロード | AIP ダウンロード等に関して2/10以降はSWIMでのみ可能の様だが、1/10から1カ月間は、猶予期間か。 | AIP ファイルダウンロードサービスの開始は2/10となります。それまではAIS JAPANのpAIPをご利用ください。 |
AIP閲覧サービス | AI VIEWは引き続き、使用可能か。 | 2/10をもって終了する予定。SWIMポータルの空域プロファイルサービスを使用する。 |
AIP閲覧サービス | アカウント無しで使用可能なものは、AIP閲覧サービスのみなのか。 | SWIMアカウント取得後、承認不要なサービスは以下のとおり。 ・デジタルノータムリクエストサービス ・AIP閲覧サービス ・AIPファイルダウンロードサービス ・空域プロファイルサービス ・ATIS情報リクエストサービス。 |
ATIS情報リクエストサービス | ATIS情報に関連して、SWIM上でMETARやTAFも確認できるか。 | 空港プロファイルで、空港ごとに確認可能。 |
ATIS情報リクエストサービス | ATIS情報リクエストサービスとATIS情報配信サービスの違いは何ですか。 | ATIS情報リクエストサービス:ATISをリクエストリプライにより入手できるサービス。 ATIS情報配信サービスはATISをXML形式で配信するサービスで承認が必要。 |
SWIM登録 | SWIMアカウント申請を会社で登録した場合、同時に社内で複数の者がアクセス可能でしょうか。 | アカウント登録は必要最小限に限る。 組織のアカウントとして登録する。 同一アカウントで使用できる端末数に上限はない。 後からアクセス時でも現在入っている人がログアウトされることはない。 |
SWIM登録 | SWIMアカウント登録は会社で複数登録可能でしょうか。 | 組織のアカウントの単位については、利用目的(業務目的)に応じて、複数のグループに分けて登録することが可能。 |
SWIM登録 | 自家用の場合は、個人名での登録ができますか。 | 組織に属していないユーザーは、個人のアカウントとして登録することが可能。 |
SWIM登録 | 会社でも個人でもアカウント登録をするのか。 組織でまとめることは可能でしょうか。カード表示の審査基準は。 | 組織でまとめることが可能。 カード表示自体には審査がない。 利用承認が必要なデジタルノータム登録サービスやフライトプラン登録サービスは、利用申請後AISCやFAIBのサービス提供者の承認をもって、利用中サービス一覧にカードが表示される。 |
SWIM登録 | 登録時のメールアドレスは個人メールアドレスではなく、グループメールアドレスでも可能か。 登録時の氏名は、個人名以外の所属・職名等でも可能か。 | グループアドレスの登録、氏名における組織名での登録も可能。 なお、同様の名前での複数登録は行わないこと。 |
SWIM登録 | 利用区分のサービス提供者とは。 | FPL登録サービス等、各サービスを提供する者を指します。 初期サービスにおいては、サービス提供者は航空局のみとなります。 今後提供サービスの拡充の際、サービス提供者が申請する場合に選択する区分となる。 |
SWIM登録 | 利用承認が必要なサービスは。利用承認を受けるまでの条件は。 | 利用承認が必要なサービスは、 ・デジタルノータム登録サービス ・デジタルノータム配信サービス ・AIPデータ配信サービス ・ATIS情報配信サービス ・C-PIREP配信サービス ・C-PIREP登録サービス ・C-PIREPリクエストサービス ・気象情報配信サービス ・空港プロファイルサービス ・スロットリクエストサービス ・フライトプラン登録サービス ・ATS情報配信サービス ・ATS情報リクエストサービス ・メッセージWebメールサービス |
スロットリクエスト | SWIMポータルを利用して、スポットの予約は可能でしょうか。(仙台空港の小型機エリアは) | 初期サービスでは、スロットの調整を要する運航に係る調整を対象としている。 将来的には、全国の空港に順次拡大することやスポットのみの調整についての実現を目指す。 |
デジタルノータムリクエストサービス | ロケーション欄は、一度にいくつの入力が可能ですか。 | 最大20個の入力が可能 |
フライトプラン登録 | 現在のSATであるような、機体情報のプリセットには対応しているか。 | 最大600件登録の可能なPRE-FILE機能は、アカウントID単位ではなく組織単位での登録になる。 |
フライトプラン登録 | フライトプラン登録サービスは、利用申請から承認までどのくらいの時間を要するのか。 | ウェブブラウザによる情報サービスの利用の場合は、標準的には1週間程度かかり、WebAPIによる情報サービス利用の場合は、約2週間程度かかる。 |
フライトプラン登録 | SAT同様、FSC交信の情報は、入手可能か。 | 保有機登録を行うと、広域耐空援助機関に通報された内容が、保有機メッセージ一覧画面に配信される。 |
フライトプラン登録 | 今まで通り口頭またはFAX等でのFPLも反映されるか。 | 保有機登録を行うことで、フライト一覧画面に反映される。 |
フライトプラン登録 | 組織の構成員である個人が個人アカウントを作って、所属する組織の機体(複数あり)のプランを入れて利用する時、個人と組織はどうやって関連付けるのか。 | 保有機については各組織に対し、保有機情報の登録を行うことにしている。 |
フライトプラン登録 | SATシステムはいつまで、利用が可能か。 | R7.10.31がサービス最終日 |
フライトプラン登録 | SAT利用申請関連については、SWIM移行とともに失効し以後は、手続き不要で良いか。 | 廃止手続きは発生する。 別途、地方航空局運用課からSAT廃止届を簡略化させた手続きを案内する予定。 |
フライトプラン登録 | 目的地到着後のフライトプランのクローズは、フライトプラン登録サービスのフライト一覧から行えるか。 (場外離着陸場での到着後のプランクローズを想定している。) | そのとおり。 フライトプランの登録も可能。 |
フライトプラン登録 | フライトプランのサービスの登録に必要な審査はどのようなものか。 申請内容に虚偽がないか、電話等での確認があるのか。 | 現行SATと同様の審査を実施し、情報サービスに際し情報管理が必要なものは、利用審査の過程で利用希望者の情報を電話もしくはメール等で確認する。 |
フライトプラン登録 | 電話でのフライトプランの提出は、今後も可能か。 | 可能。 |
フライトプラン登録 | フライトプランの通報には、機体登録が必要ですか。 | 飛行計画の通報のみでは、保有機登録は必須ではない。 保有機登録は、登録された保有機にかかる対空センターと機長の交信情報・電話などのSWIM以外の方法で当局に通報されたフライト情報の確認が可能となる機能を有するもの。 |
フライトプラン登録 | SATでフライトプランを入力する場合、第10項は搭載義務を表すSを筆頭に、各機器を一連で入力しておりましたが、SWIMポータルではRadio・DataLink・NAV等に分けて入力することになるのか。 | その通りです。 |
フライトプラン登録 | フライトプランの変更やキャンセル方法については。 | SWIMポータルで掲載のユーザーズガイド(操作説明書 )で示します。 |
フライトプラン登録 | フライトプラン登録サービス利用申請手順の組織欄への入力が必須になっています。 個人(自家用機)の場合の入力方法は。 | 組織欄には「個人」と記載する。 |
フライトプラン登録 | フライトプランの内容を印刷したい。 印刷機能はありますか。 | 印刷機能はなく、フライト情報をダウンロードする機能はある。 |
フライトプラン登録 | 別のアカウントからフライトプランをファイルした場合、ファイルしたアカウント以外からのアカウントでファイルの内容を確認することはできるか。 | 保有機情報を登録することで、別のアカウントから通報した内容を確認できる。 |
フライトプラン登録 | 各アカウントが登録する保有機情報と同一組織他アカウントの保有機情報の紐づけはどのようになるのか。 | 保有機情報は、アカウントごとに登録作業を行う。 |
フライトプラン登録 | サービス利用の承認申請の際に記入した「組織」で会社等が判断されて、他のアカウントでも同じ組織に所属しているアカウントが登録した保有機が共有になるのですか。 | 所属組織については、サービス利用承認の申請項目の記載内容から判断する。 |
フライトプラン登録 | 保有機情報は同一組織のアカウント間でも共有されないのであれば、各アカウントで同一の情報登録作業をする必要がございますでしょうか。 | アカウントの紐づけは自動でされるものではない。申請情報確認事項がある場合に、必要に応じて当局から確認いたします。 |
フライトプラン登録 | 保有機登録していない機体でもフライトプランを登録したり、PRE-FILEに登録することはできますか? | 保有機登録していない航空機でもフライトプランの送信及びPRE-FILE登録は可能。 |
空港プロファイル | RWYCC(SNOWTAM)も、グラフィック表示可能か。 | SNOWTAMのグラフィック表示はない。 |
空港プロファイル | 空域使用計画に関して、民間訓練空域などの状況は何日先まで確認することが可能でしょうか。 | 当日と翌日分のみ |
空港プロファイル | 基本情報として使用する滑走路はわかりますが、ATISの提供されていない空港の情報でも分かりますか。 | ATISの提供のない空港の使用滑走路でも確認できます。 ATISの提供のない空港の使用滑走路については、METAR・SPECIの風から判定している。なお、RAG空港については使用滑走路の提供はありません。 |
空港プロファイル | 空港の気象情報についてはMETAR/SPECIの値になると思うが、AUTO情報(10分間隔)も確認できるか。 | AUTOの情報は、確認できない。 |
空港プロファイル | NOTAMの空港一括表示について | 空港プロファイルサービスでは、複数空港のノータムを同時に確認することはできません。空港プロファイルサービスではPKG抽出機能で「空港型」を選択して複数の空港を指定することで、指定した複数空港のノータムを表示させることができる。(ただし、ノータムの種類を指定することはできない。) |
空港・空域プロファイル | 訓練空気の使用状況について、ASMからのデータ反映はどのくらいか。 | ASMで空域使用計画を登録してから、表示まで約2分くらい。 |
参考にしてください。
SWIMポータルのまとめ
SWIMポータルを利用するには、利用者登録が必要です。
2025.1.10にSWIMポータルが開設されるので、登録ページで登録申請します。
SWIMポータル自体の開始は、2025.2.10からになります。
SWIMポータルは、今まで紙や文字ベースで周知していた運航に必要な情報を地図や写真等を利用してデジタル化して周知しているのです。
デジタル化して周知することにより、今までよりも効率よく必要な情報を得ることができます。
今までノータムを確認するにはAIS JAPANがで確認していましたが、AIS JAPANは
2025.2.10からは廃止になるので注意が必要です。
今後このブログの内容は、SWIMサービス開に順次更新していきます。
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